2015.05.14
哀愁のヨーロッパ(5) International tax accountant Kozo Uesaka
こんにちは! 港区赤坂の国際税理士(international tax accountant, Kozo Uesaka)上坂です。
今回はヒッチハイクをしてオーストリアからチェコスロバキア(当時)に入る時の出来事です。
同時はユーロはなく、国ごとにUS$から通貨を変えなくてはなりませんでした。
その国を出るときはなるべく使い切るようにしていました。
でもいくらかの硬貨が残るものです。
ウイーンからチェコの国境までヒッチハイクをしました。そのとき車は確かベンツでした。 これは滅多にないことでした。 大体、高級車は見向きもしません。(ちょっと余分でした。)
国境前で下してもらい、歩いている行くとパン屋を見つけました。
「残っている小銭でパンを買おう。」と思い、そのパン屋の前でパンの値段を見ながら、小銭を数えていました。
ちょうど小銭がなくなるにはどのパンを買えばいいか思案しておりました。
もたもたしているうちに、そのパン屋の中から中年の男性が出てきて、ポケットからお金を差し出すのです。
「Oh-No!, I have money.」と言って私もポケットから紙幣を見せました。
私の無意識の仕草が「同情」をかってしましました。
ではまた、
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