2013.05.10
固定資産評価の検証をしています。その4
こんにちは! 港区赤坂の国際税務税理士 上坂です。
今回は、東京都都税事務所の評価事情についてです。
都税事務所との付き合いは2000年から続いています。
最近は建物の方が比重が高いです。
ごく最近、豊島都税事務所の建物評価担当役人との折衝・その評価内容についてです。
東京都は「再評価」の制度を独自に設けており、評価内容に不満があれば、「再評価」を申請して、再度評価内容を検証してもらうことができます。
ただし、その再評価に詳しい説明・資料の提供はなく、単純な説明だけで終わらせているのが現状です。
これでは説明責任がなされていないし、納税者側は納得いきません。
法人税や所得税の自己申告では、税務署からの調査については納得いく説明、資料の提供がなければ当然修正申告となる可能性が高いですが、こと固定資産税については同様なことがないのです。
とにかく、当初の評価が適正であると主張するのですが、誰が納得しますか?
「不服であれば、審査委員会に申し出てください。」という。本当に呆れてしまします。
これでいいのでしょうか?
これはライフワークとして取り組まなければ仕組みは変わらないですね。
また、一人でも多くの人が「おかしい?」と言わないととも思っています。
国際税務もやりますが、地方税の役人相手に戦っている税理士、上坂です。
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